
今回は老舗のゴルフ会員権販売業者 中西啓太取締役にお話を直接お伺いさせていただきました!
中西啓太さんのYouTubeチャンネル
ゴルフという絞ったジャンルにも関わらず、数々のゴルフファンが見ています!
1,会社の簡単な歴史

1961年 新聞社で働かれていた祖父がゴルフの会員権を売買し始める
1967年 法人化
1971年 東京都中央区京橋橘壱号館に東京支店を設立
1986年 株式会社日本ゴルフ同友会が中心となり富山県東砺波郡に18ホールスのゴルフ場を計画、資本金2億円にて会社設立
社名/トナミロイヤルゴルフ株式会社
1990年 トナミロイヤルゴルフ倶楽部開場
2009年 時価評価システム特許取得
特許第4310451号
2011年 時価評価企業数 2500社達成
評価実績日本一を達成
2020年 ゴルフメディア「ゴルナレ」のリリース
2022年 youtubeチャンネル「ゴルフ同友会チャンネル」の開設
2024年 東京支店を東京都千代田区神田須田町1-10-42エスペランサ神田須田町3Aに移転
詳しくはHPの沿革にて!

2,中西啓太取締役の事業への想い

武田)まず、中西さんのご経歴を教えてください。
中西※以下敬称略)→JT(1年半)→人材のwebベンチャーのエンジニア&マーケ部門の責任者(2年半)→今に至る(3年)という感じです。
武田)今までのご経歴で、今の仕事に活きているいる点はありますか?
中西)はい!ITでの仕事の経験が、今のYouTubeやメディアでの情報発信に活きています。
武田)なるほど、ITの経歴は今の時代色々なところで活きますね。
中西さんの事業をやっていく上での想いについて教えてください。
中西)私もゴルフが好きで、ゴルファーがもっと充実したゴルフライフを過ごせるようにしたいと思っています。
「ゴルフ会員権」とか「ゴルフ場のメンバー」ってどうしてもバブル期のイメージがあったり、ちょっと古臭いイメージがあるじゃないですか。

武田)会社の役員とか、羽振りがいい人のイメージがあります。
中西)でもゴルフをハマった人が行きつく先って、昔も今も自分が好きなゴルフ場のメンバーになって、そのコミュニティでゴルフをすることだったりする。
武田)なるほど、ゴルフ好きに会員権は関係あるんですか?
中西)はい。メンバーにならないとできないゴルフの楽しみ方ってすごくたくさんあるし、「古臭い」とか「敷居が高い」っていうイメージだけで、ゴルファーが「メンバーになる」っていう選択肢を考えないのがすごく勿体無いと思っています。
武田)メリットが多いんですね。でも、ゴルフ会員権ってどこで買ったらいいとか、よく分からないですね、、、。
中西)そうなんです。ゴルフ会員権の仕組みって独特でわかりにくかったり、日本にはものすごい数のゴルフ場があったりするので、メンバーになることでどんないいことがあるのか、ゴルフ場それぞれの特徴もわからなければ、自分に最適なゴルフ場もわからない。
武田)結構クローズドでニッチな業界ですよね。
中西)そうなんです。それをもっとわかりやすく、手が届きやすく、身近な存在にしたい。
武田)その思いが、YouTube「ゴルフ同友会チャンネル」だったり、自社ゴルフメディア「ゴルナレ」での発信につながっているんですね。
中西)私もこの業界に入ったときに独特の文化や制度が多くて、何が何やらわけがわからなかったので、それを解消したい気持ちで情報発信をしています!

武田)YouTubeはジャンルが限られているニッチな業界にも関わらず、すごい再生数ですよね!
中西)ありがとうございます。頑張っています。笑
武田)中西さんはゴルフ会員権の売買や情報発信を軸に、ゴルフ業界を盛り上げて行きたいと考えていますか?
中西)はい。多くのゴルフ場が赤字で、潰れているところがたくさんあります。また、男子プロのスポンサーが集まらなかったり、ゴルファーの高齢化が進んでいたり、ゴルフ業界が衰退している中で、微力ではあるがゴルフ会員権っていう切り口からゴルフ業界を盛り上げられれば嬉しいなと思っています。
武田)今後の活躍に期待ですね!
3,担当者の方の特徴について

次に、日本ゴルフ同友会で会員権売買の相談に乗っていただける方の特徴についてお伺いしました!
弊社社員はほんとにゴルフ好きの人が多いです。
ほぼ毎週だれかしらはどこかのゴルフ場に行ってますし、私なんかよりみんなずっとゴルフが好き。
ゴルフ場とか会員権の話だけではなくて、
「プロやトーナメント結果の話」
「ギアの話」
「ゴルフ系インフルエンサーの話」
など毎日雑談の中でゴルフに関する話題が飛び交っている。
私もついていけないようなマニアックな話(シャフトの話とかジュニアプロの話とか)もしていて、
毎日通勤時間往復2時間ずっとゴルフのYouTubeを見ている社員もいる。
意識的にそういう社員を集めているわけではないが、結果的にゴルフが好きで、
「お客様へいいゴルフ場を提案したい」
「良いクラブライフを送ってほしい」
っていうゴルフ愛の強い人が馴染みやすい環境になっていったのかなと思う。
4,会員権を買っているのは個人?法人?
弊社だと法人3割、個人7割くらいですかね。
法人の場合は登録者が役員になるケースが多いです。
個人は中小企業のオーナー社長が多いが、サラリーマン(比較的高級取り)の方も近年はいる。
(バブル期と違い、個人でも手に届く価格帯になっていることに起因しているかと思います。)
5,会員権を買っている方の年齢層は?
40〜60代が9割ですね。
まれに30代の方もいます。20代はほとんど見たことがないです。
ゴルフ場の中には入会制限で20代は入れない場所もあります。
6,ズバリ!ゴルフ会員権を投資、投資目的で買うのはアリ?ナシ?
これはなしです。
名義変更料と年会費が必ずかかり、その分は純粋にマイナスになります。
なので、会員権価格が名義変更料(50〜300万円くらいが多い。)と年会費×保有年数(10万円くらいが多い。)以上に値上がりしないと投資の旨味はない。
また、外的要因(経済状況やゴルフ場の会則変更、名義変更料・年会費の値上げなど)で大幅に相場が変わり、自身でコントロール・判断できない部分が多いことも投資商材向きではない。
さらに株のように1日何百本〜何千本も取引が行われるわけではないので、手放したいときにすぐに売れるとは限らない。
7,「これは言えない…」と思う業界のタブーって何かありますか?

ゴルフ会員権を取り扱う会社って不動産業界みたいに免許だったり、認可が必要なわけじゃない。
(1人社長でやっている会社だったり、ブローカーみたいなのもいる)
だから、あまり質の良くない会社もあったりする。
法律スレスレのアウトバウンド型営業をしていたり、お客様に非常に不利な契約書を巻かせようとしたり、他の業界では考えられないような方法で営業している会社もいくつかあったりする。
(そのような会社に当たってしまって、のちに困って弊社に相談してくるお客様も多数いる。)
そんな業界だからこそ、弊社はお客様本意で透明性の高い営業を徹底するようにしているし、お客様のためにならないような営業は絶対にしない。
正直、自社の利益を考えないことはないけれど、お客様が損をするような提案や営業はしないのを心に銘じています。
弊社は現存する会員権の会社で最も歴史があり、取引数も非常に多いため、弊社がリーディングカンパニーとなって、クリーンなイメージになるように尽力していきたい。
それが結果的にゴルフ会員権業界、しいてはゴルフ業界の盛り上がりにつながると信じている。
今回は日本ゴルフ同友会の中西取締役に独占インタビューをさせていただきました。
熱い想いを語っていただき、私も微力ながら共にゴルフ業界を盛り上げて行きたいと感じました。
中西取締役、今後ともよろしくお願いいたします!