これからゴルフを始めたいと思っている女性や、最近ゴルフを始めたばかりという女性の方へ。
ゴルフを始めようとしたときに多くの人が悩むのが「クラブ選び」。専門用語も多く、種類も豊富で、何を選べばいいのか分からず戸惑う人も多いはずです。その一方で、「始めたばかりでどんなクラブ使っても同じでしょう!」と考えている人も多いのではないでしょうか。実は、私自身も最初はそう思っていました。でも実際にいろいろなクラブを試してみると、本当に全然違います。振りやすさ、当たりやすさ、飛距離の出やすさなど、クラブによってスコアへの影響は想像以上!どうせ買うなら、最初からスコアが出やすい“やさしい”クラブを選ぶべきだと思います。
この記事では、初心者でも分かりやすいようにゴルフクラブの選び方を丁寧に解説していきます。自分にぴったりのクラブを見つけて、ゴルフの楽しさをもっと感じられるよう、後悔しない最初の一歩を踏み出しましょう!
1.レディースゴルフクラブの特徴とは
ゴルフクラブにはいくつか種類があります。大きく分けると「ドライバー」「フェアウェイウッド」「ユーティリティ」「アイアン」「ウェッジ」「パター」の6種類。それぞれに役割があり、ティーショットで使うもの、距離を稼ぐもの、グリーン周りで使うものなど、場面によって使い分ける必要があります。このような多彩なクラブの中で、女性向けとして設計されているのが「レディースクラブ」。女性の体格や力に合った仕様になっており、初心者や非力な人でも扱いやすくなるように工夫されています。
具体的に、レディースクラブの大きな特徴一つが「シャフトの柔らかさと重さ」です。レディース用のクラブは、シャフトがしなりやすく設計されていて、スイングスピードがゆっくりでもしっかりボールが飛ぶようになっています。また、クラブ全体の重さも軽く作られているので、力に自信がなくても振り抜きやすいのが特徴です。「グリップの細さ」もポイントです。男性と比べて手が小さい女性が握りやすいように、グリップは細めで、手になじみやすい素材が使われていることが多いです。これによって、クラブをしっかりコントロールしやすくなります。さらに、レディースクラブは「クラブの長さ」がやや短めに設計されています。これは、平均的な女性の身長や腕の長さに合わせた仕様で、構えたときに無理のない姿勢でスイングできるよう配慮されています。長さが合っていないとミスショットにつながりやすくなるため、初心者にとってとても大切なポイントです。
デザイン面でも、レディースクラブはかわいらしいカラーリングやスタイリッシュな見た目のモデルが多く、「見た目が気に入って続けられた!」という声もよく聞きます。私も見た目が可愛くて選んだ部分もあります!
ただし、女性だからといって全員がレディースクラブを使った方が良い、というわけではありません。たとえば、運動経験が豊富でスイングスピードが速い方や、力に自信のある方は、メンズ用や中間のモデル(ユニセックスやジュニア用)を使った方が合うケースもあります。大切なのは、「性別」ではなく「自分の体格やスイングに合ったクラブを選ぶこと」です。
このように、レディースクラブは単なる「軽いクラブ」ではなく、女性がゴルフを始めやすく、楽しく続けられるように細部まで工夫された設計がされています。だからこそ、最初から自分に合ったクラブを選ぶことで、スムーズに上達しやすくなるのです。
2.初心者におすすめのクラブセットの内容
私はゴルフを始めたとき、キャロウェイのレディース用ハーフセットを使っていました。バッグ付きのセットでしたが、とても扱いやすくて気に入り、2年近く愛用していました。

ゴルフクラブは最大で14本まで持つことができますが、初心者のうちはすべてのクラブを使いこなす必要はありません。必要なクラブだけを厳選した「ハーフセット」や「スターターセット」。これらは初心者が実際のプレーに必要な本数に絞られていて、使いやすさや価格の面でも優れています。
初心者女性におすすめの基本構成
初心者の女性にとって扱いやすく、実際のラウンドでも十分対応できる基本セットの一例がこちらです。
・ドライバー(1本)
・フェアウェイウッド or ユーティリティ(2〜3本)
・アイアン(2〜3本:7番・9番など)
・ウェッジ(1〜2本:ピッチングウェッジ、サンドウェッジ)
・パター(1本)
これで合計7〜10本程度。これだけあれば、練習場でもコースでも十分に対応できるうえ、迷わずプレーに集中できます。
初心者セットの選び方
初心者用クラブセットは、メーカーごとに「スターターセット」「レディースハーフセット」などの名前で販売されており、最初からバッグ付きで10万円ほどで購入できるものが多いです。
セットのメリットは以下の通り
・クラブ同士のバランスが取れている
・バッグやヘッドカバーも付いている
・価格が個別購入よりお得
・同じシリーズで統一されていて安心
また、「中古で安く揃えたい」と考える方も多いですが、レディースクラブは中古市場では数が少なく、選択肢が限られているのが現実です。状態の良いものはすぐ売れてしまったり、年式が古すぎてスペックが合わなかったりすることもあります。さらに、初心者のうちは何を基準に選べばいいか分かりにくいため、中古を選ぶ場合は必ずゴルフ経験者やショップスタッフなど詳しい人と一緒に選ぶのが安心です。
避けるべきクラブセット
「とにかく安いから」「見た目がかわいいから」という理由だけで選んでしまうと、使いにくくて結局続かなくなってしまうことも。あまりに軽すぎるクラブや、耐久性の低いノンブランド品は避けたほうが無難です。また、知人や家族からもらったクラブがメンズ用や上級者用だった場合、初心者女性には扱いづらく、うまく打てない原因になることもあります。必ず「自分の体格やスイングに合ったクラブかどうか」を意識して選びましょう。
3.初心者レディースのクラブ選びのポイント
ゴルフクラブ選びは、初心者にとってとても大切なステップです。どんなにいいクラブでも、自分に合っていなければ上達の妨げになってしまうことも。逆に、自分のスイングや悩みに合ったクラブを選ぶことができれば、飛距離も方向性も安定し、スコアアップにもつながります。
クラブ選びで押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
シャフトの硬さ(フレックス)
クラブのシャフトには「硬さ(フレックス)」という要素があります。スイングスピードや力の加わり方に合った硬さを選ばないと、ボールが曲がったり、飛ばなかったりする原因になります。
女性用クラブでは、主に以下の3種類が用意されています:
・L(レディス):女性向けの最も柔らかいタイプ。非力な方やスイングスピードがゆっくりな方に最適。
・A(アダプティブ)またはR2:Lより少し硬め。ややパワーのある女性、運動経験のある方向け。
・R(レギュラー):一般的には男性用ですが、スイングが速い女性や競技志向の方なら選択肢に入ります。
初めての方は「L」から試すのが安心ですが、最も大切なのは「振ってみて違和感がないか」。一度は試打して、自分の感覚に合う硬さを選びましょう。
長さと重さ
レディースクラブは、女性の平均的な体格に合わせて「短め・軽め」に設計されていますが、それでも人によって最適な長さ・重さは異なります。
長さは、自分が構えたときに「無理のない姿勢で振れるかどうか」がポイント。長すぎると当たりにくく、短すぎると飛距離が落ちます。
重さは、軽すぎるとスイングが安定せず、重すぎると疲れてフォームが崩れます。
試打やレッスンで「最後まで振り抜けるか」「リズムが取れるか」などを意識して、自分にとっての“ちょうどいい”を見つけましょう。
ヘッドの形状とロフト角
クラブの“顔”とも言えるヘッド形状も、実はとても大切なポイントです。初心者向けには、以下のような特徴を持ったクラブがおすすめです。
・大きめで丸みのあるヘッド:安心感があり、芯を外してもミスに強い。
・厚みがあってソール幅が広い:ボールが上がりやすく、ダフリにも強い。
また、ロフト角(フェースの傾き)も見落としがちですが、実はボールの高さや飛距離に大きく関わります。スライスが出やすい人にはロフト多め(=ボールが上がりやすい)クラブが合う場合もあります。
試打・フィッティングの活用
初心者こそ「試打」「フィッティング」を活用するのが上達への近道です。ゴルフショップや練習場では無料で試打できるところも多く、スタッフがスイングや悩みに合わせてアドバイスしてくれることも。初心者OKのフィッティングイベントや、女性向けレッスンと連携した企画なども増えています。実際にクラブを振ってみることで、「数字ではわからない使いやすさ」「構えたときの安心感」などが分かります。面倒に思えるかもしれませんが、ここでしっかり選べば、後悔のないクラブ選びができます。
自分の悩みに合わせて選ぶことが大切
クラブ選びのゴールは、「自分の弱点や悩みをカバーしてくれる一本を見つけること」です。
たとえば……
・飛距離が足りない → 軽めのクラブでシャフトが柔らかく、ロフト角が大きいものを。
・スライスが止まらない → ヘッド形状が大きめで、捕まりの良いモデルを。
・ミスショットが多い → スイートスポットが広く、やさしさ重視のモデルを。
・方向性が安定しない → フェースの向きが見やすく、構えたときに安心感のある形状を。
ゴルフの悩みは人それぞれ。その悩みを少しでも軽減してくれるクラブを選ぶことで、プレーが楽になり、ゴルフがもっと好きになります。
4.購入方法と価格帯の目安
ゴルフを始めるにあたって、最初のクラブを「どこで・いくらで・どう選ぶか」は非常に重要なポイントです。初心者が知っておきたい購入方法の種類や価格帯の目安、中古クラブの注意点についてご紹介します。
新品 vs 中古
まず迷うのが「新品で買うか?中古で買うか?」という点。新品は最新のモデルで保証もあり、気持ちよく使えるのが魅力です。特に初心者向けセットは、性能を優しく調整してあり、クラブ同士のバランスも考えられているため、安心感があります。一方で、中古クラブも選択肢として十分アリです。価格を大きく抑えられる上、中古市場では過去の名器や人気モデルも見つかることがあります。ただし、レディースクラブはメンズよりも流通量が少ないため、在庫が限られていたり、状態の良いものを探すのが難しいという一面も。特に初心者の方は、詳しい人と一緒に選ぶか、信頼できるショップで購入するのが安心です。
店舗 vs ネットショップ
クラブの購入場所としては、実店舗(ゴルフショップ・大型スポーツ店)とネットショップ(通販サイト・中古専門サイトなど)の2つがあります。
・店舗のメリット:実際にクラブを構えて試せる、専門スタッフに相談できる、初心者向けのセット提案をしてくれる
・ネットのメリット:価格が比較的安い、在庫が豊富、自宅でゆっくり選べる
初心者の場合は、まず店舗でアドバイスを受けつつ試打して、そのあとネットで同じモデルを探して価格を比べるという方法もおすすめです。
初心者用クラブセットの価格帯
初心者向けのレディースハーフセットは、バッグ付きで10万円程度が一般的な相場です。この価格帯のセットは、クラブの本数を絞りつつ、やさしく打てる設計になっており、見た目も可愛いものが多く、入門用には十分すぎるほどの内容です。一方、初心者セットではなく個別に購入するとフルセットで50万円を超えることもあります。高価格帯のモデルは素材や構造が高性能で、飛距離・操作性に優れるため、中級者〜上級者向け。初心者が最初から高価なクラブを選ぶ必要はなく、まずは扱いやすい入門セットから始めて、上達してから買い替える流れが一般的です。
中古でもOK?そのメリットと注意点
中古の最大のメリットは、とにかく価格が安いこと。新品の半額以下でクラブが手に入ることもあり、気軽に始めたい方には魅力的です。ただし、以下の点に注意が必要です。
レディース用の在庫が少ない(特に人気モデルや最新型)
・クラブの状態を自分で見極める必要がある(グリップの劣化、シャフトの傷など)
・スペックが自分に合っていない可能性がある
だからこそ、中古で購入する場合は、「レディースクラブに詳しいスタッフがいる店舗」や「信頼できる中古専門店」を利用するのが安心です。
5.人気ブランド別 レディースクラブの特徴紹介
ダンロップ
ゴルフのトップブランドの地位を持つ「ゼクシオ(XXIO)」や「スリクソン」など個性豊かなブランドを展開するダンロップ。代表的なシリーズ「XXIO」は振りやすく高い飛距離性能が魅力です。ゼクシオ13(XXIO13)には独自の技術、空力コントロールで芯を捉える「ActivWing」とインパクトで大きなパワーを生み出す「REBOUND FRAME」を搭載。女性専用設計により、軽さと高弾道性能のバランスが取れており、やさしく飛ばせるクラブとしてロングセラーとなっています。
キャロウェイ(Callaway)
アメリカの大手クラブメーカーで、女性用モデルに強いブランド。中でも「REVA(リーヴァ)」シリーズは女性専用設計で、ボールのつかまりやすさと高打ち出し性能を両立。ヘッド形状は大きめで安心感があり、ソールも厚めでダフリにも強い設計。「Solaire(ソレイル)」はハーフセットでの展開が多く、かわいらしいバッグデザインとカラーリングが人気。見た目・性能ともにバランスの取れたシリーズです。
テーラーメイド(TaylorMade)
革新的な設計と洗練されたデザインで人気のテーラーメイド。女性用モデル「Kalea(カレア)」シリーズは、軽量で振りやすく、シャープな打ち出しと高初速を実現。フェース素材や重心位置の最適化により、飛距離性能と方向安定性の両立を図っています。クラブ全体の統一感も高く、バッグやヘッドカバーのカラーリングも洗練されており、デザイン重視派にも好まれるシリーズです。
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
日本人の体型やスイングに合わせたクラブ開発で知られるブリヂストン。レディースモデル「B-LD(ビーレディ)」は、スイングスピードがゆっくりでもしっかり飛ばせる軽量設計。高弾道を生み出すための深重心構造と、大型ヘッドによる安心感が特徴。フェースの反発性能も高く、スイートスポットを外しても飛距離のロスが少ない点が魅力です。日本製ならではの安定感と信頼感があります。
PING(ピン)
フィッティングに特化したブランドとして知られ、プレーヤーごとに最適なスペックを選べるのが特徴。女性用モデル「G LE3」シリーズは、慣性モーメントが高く、ミスヒット時の方向ブレを軽減。クラブのバランスが良く、スピン量と高さを安定させやすい設計。シャフトの種類や長さの選択肢が豊富で、細かな調整が可能。性能と合わせて“自分専用の一本”を探したい人に対応できる精密設計が魅力です。
オノフ(ONOFF)
上質なデザインとやさしさを両立した国産ブランド。レディース専用設計の「ONOFF LADY」は、軽量シャフトと重めのヘッドによる振りやすさが特徴。高反発フェースにより、少ない力でもしっかり飛ばせます。ソール幅が広く、ボールが自然と上がりやすいのも魅力。全体のバランスが良く、打感も柔らか。クラブだけでなくバッグやヘッドカバーも統一感のある美しいデザインで、見た目にもこだわりたいゴルファーから人気を集めています。
6.私のクラブ選び体験談
私がゴルフを始めたのは4年前。最初に手にしたのは、キャロウェイの「ソレイユ」という初心者向けのハーフセットでした。そのときは、クラブを握ったことすらなく周囲のゴルフ経験者におすすめされたこと、そして当時8万円ほどの価格だったこともあり、「とりあえずこれで始めてみよう」と決断しました。当時は、自分がこの先ゴルフを続けるかどうかもわからない状態だったので「コスパ重視」で選んだソレイユでしたが、今振り返ると、その選択は本当に正解だったなと思います。やさしく打てて、扱いやすく、デザインも可愛かったので、初心者の私にはぴったりのセットでした。そこから少しずつ、自分のレベルやスイングに合わせてクラブを入れ替えていきました。1年ほど経った頃、ドライバーとウッドをキャロウェイの「ローグ」に変更。さらにパターも買い替え、2年経ったタイミングでアイアンはオノフの「ラボスペック」に一新しました。ウェッジはボーケイを2本追加し、その後パターも再び変えるなど、クラブは少しずつ、自分に合うように整えていきました。すべてのクラブは、ショップでフィッティングを受けながら購入。実際に試打してみると、メーカーごとに打感や飛び方が全然違うことに驚き、「これは本当に大事なプロセスなのだな」と実感しました。現在使っているクラブは、ドライバー・ウッド・ユーティリティがゼクシオ、アイアンはオノフ、ウェッジはボーケイ、パターはキャロウェイ。少しずつ揃えてきたこのセットは、今の自分のゴルフスタイルにぴったりで、とても気に入っています。最初の一歩を踏み出したことで、ここまで楽しくゴルフを続けられるようになったことを、今では本当に良かったと感じています。そしてキャディバックはベゼルです!もう4代目!
7.まとめ
初心者の女性ゴルファーにとって、クラブ選びはゴルフライフの第一歩。何を選べばいいのか分からず、不安や迷いもあるかもしれません。ですが、自分に合った一本と出会えたとき、そのクラブがスイングを助けてくれたり、自信を与えてくれたりと、ゴルフの楽しさが一気に広がっていきます。最初から完璧を求める必要はありません。大切なのは、無理せず、自分のペースで楽しむこと。ハーフセットから始めてもいいし、中古クラブでも十分。練習を重ねながら、少しずつ自分のスタイルや好みに合ったクラブに出会っていくのも、ゴルフの醍醐味です。そして、ゴルフはクラブだけではなく、仲間や時間、経験も一緒に楽しむスポーツ。練習場やスクール、SNSを通じて仲間とつながることで、より豊かなゴルフライフが待っています。あなたにぴったりのクラブを見つけて、楽しく、長く続けられるゴルフライフをぜひスタートさせてください。初めの一歩が、これからの大きな楽しみにつながりますように。