どんなスポーツでも専門的な用語があるようにゴルフにもゴルフ特有の用語があります。
せっかくゴルフをプレーするのであれば、専門的なゴルフ用語は必須科目です。
東京オリンピックでゴルフが正式種目として採用され、稲見萌寧選手が銀メダルを獲得し、ゴルフ自体がますます注目されているため、今のうちに知らない用語は勉強しておきましょう。
今回は様々なシーンでよく使うゴルフ用語をご紹介していきます。
1.よく使うゴルフ用語を知っていることのメリット2選
ゴルフ用語を知っていることによって、ゴルフがもっと身近になり様々なメリットが考えられます。
1-1. ゴルフのプレーが楽しくなる
ゴルフを始めると、今まで気が付かなかったのが不思議なぐらい日常でゴルフという言葉を目にしませんか?
特にテレビやYoutubeではゴルフ番組がたくさん放送されています。
そういったゴルフ番組では、ゴルフを楽しむ人のために様々なゴルフの情報があり、当たりまえのようにゴルフ用語が使われています。
ゴルフ用語がわからなければ、ゴルフ番組を見ていても理解できず楽しめません。
また、ラウンドでも一緒にプレーするメンバーがわからないゴルフ用語を使ってきたら、話がかみ合いませんよね。
そうならないためにもゴルフ用語をしっかりと覚え、自分自身のゴルフのプレーを楽しくしましょう。
1-2.かっこいいプレーヤーになれる
ゴルフを始めたばかりのうちはゴルフクラブをボールに当てることに意識をし過ぎて、気が付いたらラウンドが終わっていたなんて事はありませんか?
ゴルフ初心者の方はプレーをするという事で目いっぱいかもしれませんが、上達してくると景色を見たり、他の人のプレーを見たりラウンドに余裕が出てきます。
そうなると考えなくてもゴルフ用語がすらすらと出てきて、ゴルフを楽しんでいるかっこいいプレーヤーに近付けます。
ゴルフ用語を当たり前のように出せるという事はゴルフが上達した証拠でもあり、かっこいいプレーヤーになれているという証です。
ただ、口ばかり動かしてなかなかプレーをしないとなるとスロープレーヤーになってしまい、嫌われてしまうのでほどほどにしましょう。
2.知っているとかっこいい日常で使えるゴルフ用語2選
ゴルフ用語の中にはラウンド中だけでなく、普段の生活でも使えるものがあります。
普段の生活でゴルフ用語が出ると、ゴルフをプレーしている人であれば気が付きますし、他の人が使っていたらわかりますよね。
そういった場面でゴルフ友達ができることもあるので、日常でも使ってみましょう。
2-1フォロー・アゲンスト
「フォロー・アゲンスト」という言葉は、ラウンド中の風に対して使います。
風が自分の後ろから吹いている時に「フォロっている」、前から吹いているときに「アゲている」と略して使えます。
普段の生活でも風が吹いている時にぜひ使ってみてくださいね。
他のスポーツを観戦している時でもフォロー、アゲンストは使えます。
野球などはフォロっている時はボールが飛んでいきやすいためホームランが出やすいですし、サッカーなども屋外でプレーするため風の影響を受ける場合も。
また陸上競技でも風はかなり影響があり、他の競技で風を感じながら観戦する事ができ、どうやったらもっと遠くに飛ぶのかという仕組みを知ることが出来ます。
2-2スタイミー
ゴルフコースをラウンドしていると思い通りにはなかなかうまく行きませんよね。
バンカーの中にボールが飛んで行ってしまったり、OBや池ポチャなんてことも。
特にゴルフ初心者だと、ゴルフボールはまっすぐ飛んでくれないため、右に左に飛んでいき林の中からショットを打つというシーンも多いですよね。
そういった場面では木と木の隙間を狙った難しいショットが要求され、思い通りのショットを打つことが出来ません。
このような木々の間を抜けるショットのことをスタイミーショットと呼び、成功するととてもかっこいいですよね。
普段の生活や仕事でも予期せぬ事態が起こり、解決が難しいことはありませんか?
そういった場面で「スタイミーな状態」などとかっこいいゴルフ用語を使うことができますよ。
3.シーン別知っていると便利なゴルフ用語3選
ゴルフ用語はたくさんあり、知っているだけで鼻高になるものもあります。
また、説明するのが難しい状況を一言で表すことが出来たらかっこいいですよね。
3-1素〇〇
〇のところにはゴルフスコアが入り、「素ダボ」や「素トリ」と言ったように使うことが出来ます。
ゴルフではOBや池にボールが飛んでいってしまうとペナルティを払わなければならず、実際にはスイングしていないのにルール上1打や2打プラスしてスコア計算します。
ペナルティになってしまうと必然的にパー以下のスコアにするのは難しく、どうしてもダブルボギーやトリプルボギーになってしまいます。
ただ、ゴルフをプレーしているとそういったペナルティを加算しなくても、ダブルボギー以上になってしまう時がありますよね。
「素」でダブルボギー以上になってしまったという時に「素ダボ」「素トリ」という使い方ができます。
たくさん打ってしまった時に使えるので、〇の中にはいいスコアを入れることが出来ません。
本当は一度も使わないに越したことはありません。
3-2〇〇サム
ゴルフのプレーは一人だけではできず、最低でも2人、多くて4人でプレーするのが通常となっています。
サムとはその一組が何人でプレーするかを表しており、2サムであれば2人プレー、4サムであれば4人でプレーすることになります。
使う場面は少ないですが、「今日は4サムだね」と言えば、ゴルフをよく知っている人という認識になりますよ。
またゴルフコンペなどで複数組でラウンドを予約するときに、「1組目は3サム、それ以降は4サムでお願いします」などと言えるとかっこいいですよね。
3-3インテンショナル
多くの人はあまり聞き馴染みがない言葉かもしれませんが、インテンショナルなショットが出来るようになるとかなりゴルフが上達したといっても過言ではありません。
インテンショナルとは目の前に木や障害物があった時に、それを避けるため意図的にボールを曲げることです。
「インテンショナルスライス」「インテンショナルフック」と言った使い方で、ボールを自由自在にコントロールでき、狙った場所にボールを飛ばせます。
上級者のショットにはなりますが、このショットが打てるように目指していきましょう。
4.ゴルフ用語の覚え方【ベストスコア68の筆者が伝達】
ゴルフ用語はとにかく使わなければ覚えられません。
まずは使いやすいものや必ず使わなければならないスコアに関する用語から覚えていきましょう。
そしてラウンド中に一緒に回るプレーヤーが発する言葉を聞いたり、意味を教えて貰ったりして状況に沿って覚えていくのがいいですよ。
ゴルフをもっと好きになる事も大切で、人を好きになるのと同じで、好きになる事によって今以上にゴルフに触れ、ゴルフの事を知ろうとします。
そうすることによってゴルフに関するテレビ番組や雑誌を必然的に見るようになるため、知らない間にゴルフ用語が体に染み込まれていきます。
ゴルフ用語を覚えるのであれば、ゴルフのルールが記載されているものがオススメです。
R&Aが出しているものが一番いいですが、絵で解説しているものもあるのでぜひチェックしてみてください。
ルールブックを読むと、ゴルフ用語と共にゴルフのルールも覚えられるので一石二鳥ですよ。
5. ゴルフでよく使う用語集【一覧】
5-1ゴルフのスコアでよく使う用語集8選
パー | 決められた規定打数の事。すべてのホールの合計数が決められた規定打数の時にパープレーとなる。 |
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ボギー | パーより1打多い事。+1や△で表されることが多い。 |
ダブルボギー | パーより2打多い事。+2や□で表されることが多い、 |
トリプルボギー | パーより3打多い事。稀にグラウスと呼ばれる。 |
ダブルパー | パーの倍の数の事。パー4の場合は8、パー5の場合は10。 |
バーディー | パーより1打少ない事。 |
イーグル | パーより2打少ない事。パースリーで1打目がカップインした時はホールインワンという。 |
アルバトロス | パーより3打少ない事。パー5で2打目がカップインした時に使うがほとんどお目に掛かることはない。 |
5-2ラウンド中によく使う用語集6選
池ポチャ | ボールが池に入ってしまう事。池にポッチャンしてしまう事から来ている。 |
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OB | アウトオブバウンズの略。OBに入ってしまったらプレー禁止エリアのためペナルティを払わなければならない。 |
暫定球 | OBやロストボールなどボールが見つからない可能性がある時に打っておく事。「暫定球」と言わなければボールが見つかったとしても新たに打ったボールでプレーをしなければならないので暫定球を打つ時は必ず「暫定球打ちます」という事。 |
ニアピン | カップに一番近づいたボールの事。ゴルフコンペのパー3のホールで、一打目が一番カップに近づいたショットを打った人にニアピン賞が与えられることがある。一打で直接入るホールインワンはニアピンではない。 |
オナー | ティーショットで一番最初に打つ人。前のホールでスコアが良かった順に打つのがマナー。 |
ヤード | ゴルフで使われる距離の単位。1ヤード90cmでヤードを使用している国はアメリカ、イギリス、日本のみ。 |
5-3ショットでよく使う用語集6選
ダフリ | ボールの手前の芝を叩いてしまう事。ダフリ方によっては飛距離がガクッと落ちてしまう。 |
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トップ | ボールの上っ面を叩いてしまう事。通常のボールより低い弾道になり、ひどい時は地面を転がっていくが、結果オーライな事が多い。 |
テンプラ | ボールの下を打ってしまいボールが高く上がってしまう事。天ぷらをあげるからきている。 |
ホームラン | バンカーから脱出する際にボールを直接打ってしまい飛びすぎてしまう事。初心者にありがちなミスの一つ。 |
ドロー | 打ったショットが左に曲がる事。ボールが落ちてからよく転がるショット。 |
スライス | 打ったショットが右に曲がる事。ボールが落ちてからスピンが掛かりよく止まるショットになりやすい。 |
6.まとめ
今回は知って得するゴルフ用語についてご紹介しました。
ゴルフ用語はたくさんあり、始めは戸惑ってしまうかもしれませんが、いざゴルフコースに行った時に焦らないように事前に準備をしておきましょう。
いかにゴルフを楽しめるかが一番大切です。