(朝霧ジャンボリーゴルフクラブ/グランフィールズカントリークラブ/川奈ホテルゴルフコース富士コース)
ゴルフ場に行くたびに感じるのは、「景色がいいとスコア以上に満足できる」ということ。
中でも、富士山が見えるコースは格別です。天気がいい日に富士山を背景にスイングする瞬間は、何度味わっても新鮮で、心がスッと解放されるような気持ちになります。
私はこれまでいくつものゴルフ場を回ってきましたが、その中でも「富士山が見えるコース」は特別な思い出が多い場所。
今回は、実際に私が行って「ここは本当に良かった!」と感じた富士山ビューの絶景ゴルフ場3つをご紹介します。
写真映えも抜群で、女子ゴルファーにもおすすめの3コースです
① 朝霧ジャンボリーゴルフクラブ(静岡県富士宮市)
― 富士山の迫力と開放感が最高! ―
静岡県富士宮市にある「朝霧ジャンボリーゴルフクラブ」は、私がこれまで訪れたゴルフ場の中でも富士山が最も近くに感じられた場所です。
標高約900メートルの高原に位置し、空気は澄んでいて涼しく、夏場でも避暑地のような快適さ。都心から2時間半ほどで行ける距離ながら、まるで別世界に来たような開放感があります。

■ラウンド前からテンションMAX!
ここでまず感動したのが、スタート前の練習グリーンから見える富士山!
視界いっぱいに広がる富士山が、思わず「わぁ…!」と声を出してしまうほどの迫力。
まるで手を伸ばせば届きそうな距離感で、ラウンド前からテンションが一気に上がります。この時点で「今日はスコア関係なく楽しもう」と思ってしまうほどでした。
■広大なフェアウェイで思い切り振れる快感
いざコースに出ると、そのスケールの大きさに驚かされます。フェアウェイがとにかく広く、開放感抜群!思い切ってドライバーを振り抜ける瞬間の爽快感は格別です。
ただし、広いからといって簡単ではありません。このコースの最大の特徴は“富士山の目”!平らに見えても実は微妙な上り下りがあり、特にグリーンが非常に難しいのです。「カップは左に切れているな」と思って打ったら、実際は逆に右へ転がっていくそんな錯覚が何度もありました。
■おすすめ撮影ポイント
私のおすすめは、コース出る前の練習グリーン!コース出てからも何度も富士山は見えるしティーグラウンド正面から富士山が見えるホールもあるが、練習グリーンが一番きれいです!周りに木や邪魔な景色がなく富士山と自分だけの写真が撮れます!
私は普段時間ギリギリにゴルフ場に到着するタイプで練習しないのですが、ここに来るときは少し早めに来て富士山をバックにパッティング練習をします!
また、朝の時間帯は富士山に薄くかかる霧が幻想的で、“朝霧ジャンボリー”という名前の由来を肌で感じる瞬間でもあります。
■施設・ランチ・アクセス
クラブハウスも広々としていて快適。練習場の打席数も多く、コース前の準備がしっかりできます。
ランチでは、名物の富士宮やきそばや地元食材を使った定食も人気。プレー後に食べる焼きそばは格別で、「これぞ静岡ゴルフの味」といった感じです。
都心から車で約2時間半。アクセスも良く、日帰りゴルフにも最適。
「富士山を間近で感じながら、思い切りスイングしたい!」という人にはぜひ一度体験してほしいコースです。
②グランフィールズカントリークラブ(静岡県三島市)
― 和の風情と上質な時間が流れる絶景コース ―
2つ目は、静岡県三島市にあるグランフィールズカントリークラブ。
ここは、富士山と駿河湾を望む絶好のロケーションにあり、
まさに“上質”という言葉がぴったりの大人向けコースです。

■第一印象は「高級感」
到着してまず感じたのは、クラブハウス全体の落ち着いた雰囲気。
エントランスからロビーまでの動線がとても美しく、まるで高級リゾートに来たような気分になります。
スタッフの対応も丁寧で、静かに非日常へと導かれるような感覚。
プレー前の練習場も整っていて、打席の芝の状態も最高。練習をしているだけでも気分が高まります。
■コースは難しいけど美しい
実際にラウンドしてみると、コースは戦略的でやや難易度高め。フェアウェイは広いものの微妙なアンジュレーションがあり、ショットの落としどころを考えないと次が難しくなります。ただ、その美しさは圧倒的。
どのホールからも富士山を眺められるわけではありませんが、木々の間から顔を出す富士山の姿は何とも上品です。
■和菓子とお茶の“茶店”に癒される
ラウンド中に立ち寄った茶店が、ここならではの名物。お茶と和菓子を出してくれて、まるで旅館に立ち寄ったような和の風情があります。写真映えスポットでもあります!
静かな空気の中、富士山を眺めながら飲むお茶は最高のリラックスタイム。
心がすっと落ち着き、「また頑張ろう」と気持ちをリセットできました。
■富士山の見えるおすすめホール
グランフィールズで特に印象に残っているのは、富士山と駿河湾が同時に見える高台のホール。
天気が良い日は空が広く、富士山の稜線がくっきり見えます。
ショットの結果に関係なく、振り返って眺めたくなる景色です。
■食事と施設も一流
ランチはどのメニューもレベルが高く、特に和食系の定食や静岡牛を使った料理は絶品。
食後のデザートやコーヒーまで丁寧に提供され、「また来たい」と思わせる満足感があります。
私は静岡県内のゴルフ場の中でも、このグランフィールズが特にお気に入り。
「静かな空間で心穏やかにゴルフを楽しみたい」人には、強くおすすめできるコースです。
③ 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県伊東市)
― 名門で味わう特別な富士山ビュー ―
最後は、日本を代表する名門コース川奈ホテルゴルフコース 富士コース。
海と富士山、両方を望める唯一無二のロケーションで、毎年女子プロの「フジサンケイレディスクラシック」の舞台にもなっています。

■宿泊ゴルフで味わう特別感
私はここに1泊して、大島コースと富士コースの両方を回りました。クラシックなホテルに泊まる体験自体が特別で、ロビーのアンティークな雰囲気や、窓から見える海の景色に心を奪われました。
1日目の大島コースはフラットで回りやすく、ウォームアップにぴったり。
2日目の富士コースはまさに“本番”。
アップダウンが多く、難易度は高めですが、その分景色が圧倒的に美しい。
■富士山を背に打つティーショットの感動
富士コースの見どころは何といっても、ティーグラウンドから富士山が正面に見えるホール。
静寂の中、クラブを構えたときに背後から感じる富士の存在感。あの瞬間の緊張と高揚感は、言葉では言い表せません。
ショットが成功してもミスしても関係ない。富士山を背景にスイングできたそれだけで満足できるほどの感動があります。
■海と富士山の共演
中盤のホールでは、右手に太平洋の青、正面に富士山の白。海風を感じながら打つティーショットは、まさに“日本の絶景ゴルフ”。自然の雄大さに包まれながらのプレーは、何度でも味わいたくなります。
■ホテルステイの魅力
川奈ホテルは歴史あるクラシックホテルで、建物の重厚感やサービスの丁寧さも一流。
ラウンド後に温泉で疲れを癒し、夕食には地元の魚料理を堪能。
夜になると、ライトアップされたホテルと海のコントラストが美しく、まるで時が止まったかのような静寂が訪れます。
朝、カーテンを開けると窓の外には富士山。その景色を眺めながらのモーニングコーヒーは、まさに「人生のご褒美」そのものです!
まとめ:富士山ゴルフは、心が整う最高のご褒美
3つのゴルフ場を巡って改めて感じたのは、
“富士山が見える”というだけで、ゴルフの時間が特別なものになるということ。
- 朝霧ジャンボリーでは、雄大な自然と迫力ある富士山を間近に感じ、開放感いっぱいのプレー。
- グランフィールズでは、静寂と上質さの中に漂う癒しの時間。
- 川奈富士コースでは、名門ならではの重厚感と非日常の体験。
どの場所にも共通していたのは、“富士山を見ていると心が整う”という感覚。
ゴルフはミスショットやスコアで一喜一憂するスポーツですが、富士山を眺めながらのプレーでは、そんな細かいことがどうでもよくなるんです。
自然の中でスイングをする喜び、風や空気、光の移ろいを感じながらのひととき。そして何より、「日本にこんな美しい場所があるんだ」という感動。もしあなたが次のゴルフ旅行を考えているなら、ぜひ“富士山の見えるコース”を選んでみてください。プレーそのものよりも、心に残る一日になるはずです!
■富士山が見えるゴルフ場のベストシーズンと時間帯
富士山がきれいに見える日は、いつでも特別。でも実際には、季節や時間帯によってその美しさが全く違うのです。私が何度か富士山周辺でラウンドして感じたのは、「同じコースでも季節が違うとまるで別の場所のように見える」ということ。
一番のおすすめは、やはり秋から冬にかけて(10月〜2月頃)。
この時期は空気が澄み、富士山がくっきりと見えやすい。特に朝の時間帯は光が柔らかく、雪化粧の富士が朝日に照らされてピンク色に染まる瞬間があります。「これを見るために早起きしてよかった」と心から思える美しさです。
春は桜と富士山の共演が楽しめるシーズン。たとえば朝霧ジャンボリーでは、4月頃に桜越しの富士山が見えるホールもあり、写真映え抜群の時期です。
逆に夏は気温が高く、雲で富士山が隠れがちですが、標高が高い朝霧ジャンボリーなら快適にプレーできるので避暑ゴルフに最適。
時間帯でいえば、早朝ラウンドが圧倒的におすすめ。スタート時間を7時前後にすると、朝靄の中に富士山が浮かび上がり、幻想的な雰囲気の中でプレーできます。
一方で、夕方の“逆光に照らされる富士山”もドラマチック。沈む夕日をバックに最後のホールを上がる瞬間は、何度経験しても感動します。
■富士山×ゴルフ写真の撮り方・映えポイント
せっかく富士山の見えるゴルフ場に行くなら、最高の写真を撮って思い出に残したい!という方も多いはず。ここでは、私が実際に撮影してみて気づいた“映える写真のコツ”を紹介します!
まず大切なのは「時間帯」と「角度」。朝の斜めの光が入る時間帯は、立体感のある写真が撮れます。富士山を正面から入れるよりも、斜め45度の角度から撮ると奥行き感が出るのでおすすめ。
また、ゴルフクラブを持っている自分や友人を画面に少し入れると、プレーしている臨場感が伝わります。富士山と人との対比があることで、写真全体にスケール感が生まれるのです。
コース別にいえば、
- 朝霧ジャンボリー → 練習グリーンやスタートホール前からの富士山全景
- グランフィールズ → 茶店近くや高台のホールから富士山を遠景に
- 川奈富士コース → 海と富士山が一緒に入る構図(ティーグラウンド後方から)
さらに、スマホで撮るなら「露出を少し下げる」と富士山の輪郭がくっきり出ます。
青空が濃くなり、雪の白さが際立ってとても綺麗に仕上がります。個人的には、プレー中の自然な笑顔と富士山を一緒に写した写真が一番好きです!スコアよりも、笑顔と景色が記憶に残るそれが“富士山ゴルフ”の醍醐味だと感じます。
■次に行ってみたい!富士山ビューゴルフ場リスト
今回紹介した3つのコースはどれも素晴らしいですが、
実は静岡・山梨エリアには、まだまだ“富士山が見える名コース”がたくさんあります。
ここでは、私が「次は行ってみたい!」と思っているゴルフ場をいくつかピックアップしてみました!
富士クラシック(山梨県富士河口湖町)
富士山の真正面に設計された名コース。
ティーグラウンドから富士山をまっすぐに望むホールが多く、写真映えではおそらくNo.1。
風が強い日もありますが、その分ダイナミックなプレーが楽しめると評判です。
富士レイクサイドカントリークラブ(山梨県南都留郡)
河口湖のすぐそばにある老舗コース。
湖越しに富士山を眺めながらプレーできる贅沢なロケーション。
春には桜、秋には紅葉とのコラボも美しく、四季を通して写真好きゴルファーに人気のコースです。
裾野カンツリー倶楽部(静岡県裾野市)
男子プロのファンケルクラシック試合会場としても知られる名門。
メンテナンスの良さとコース設計の美しさが評判で、富士山のシルエットが見える瞬間が格別。
富士山とともに“静かな緊張感”を味わいたい人におすすめです。
こうして見てみると、富士山の見えるゴルフ場だけで1年中いろいろな楽しみ方ができることに気づきます。
いつか「富士山ビューゴルフ旅」をテーマに、数日かけて周遊してみるのも楽しそうです。朝は富士宮でプレーして、夜は伊豆の温泉へ!そんな“ゴルフ×旅”のスタイルも、年々人気が高まっています。
■さいごに
富士山を見ながらのゴルフは、単なるスポーツを超えた“心の体験”。スコアや勝負を離れて、自然の中で自分と向き合える時間です。
一度体験すると、きっとあなたも「また富士山の見えるコースに行きたい」と思うはず。
富士山がそこにあるだけで、ゴルフはもっと楽しくなる。そんな特別な時間を、ぜひ味わってみてください。